スピーカー修理

お気に入りのJBL Control5Plusの調子が悪くなってしまいました。
こいつはヤフで入手したものの、ツイーターが飛んでて、修理したら結局高く付いてしまったブツです。JBLらしく低音バカスカで気に入ってたのですが、どうも片側のみ高域が弱い感じ。ユニット入れ替えたりして確認したところ、どうやらネットワークのどこかがイカれているようです。
修理しようにも、スペアなんて手に入らないので、また例によってヤフでエッジの朽ち果てたジャンクなControl5を入手。こっちのが安いんだよね。
んで、さっそく交換しようとすると、雰囲気違うのに気がつきました。片方はPlusなのでゴムエッジに白コーンなんですが、ユニットの口径も違うんですね。

で、バラしてみると、ネットワークも違います。Plusにはセメント抵抗が追加されてます。なんだろうね。ユニットのゲイン調整かな。テスターで抵抗計ってみましたが、Plus、無印ともユニット、ネットワーク供に同じ値でした。周波数特性と利得が微妙に違うのかもね。
ハーマンインターナショナルのサイトで調べたところ、Control5、5Plus供にベースは同じユニットのようです。ウーファのみPlus専用仕様で口径を大きくしているみたい。実際ユニットも同じマグネットで、口径のみが違うようです。ツイータはまったく同じモノでした。
ネットワークは回路図起こしているんですが、微妙な違いがありますね。Plusはウーファのマイナスがツイータの＋に入っていて、要はシリーズ接続になってるんですが、無印はパラレルがベースですね。コンデンサ、コイル類は同じモノなので、周波数特性は一緒だけど、Plusは抵抗で利得を調節してるのかな。

でもまあ、大きな違いは無いだろうと、さっさと交換。無事治ったようで、元のゴキゲンな音が出てきてます。
ドナーとなった無印君ですが、そのうちエッジを張り替えて、ネットワークも治して、また元気に鳴らしてあげよう。
つか、こんなスピーカーばっかり増やしてどうすんだ＞おれ(´Д`;)